こんばんわ~ 「50代 一人旅に目覚めた男」の管理人ゆーさんです。

夫婦共働きの家庭が多いシンガポールでは、食事は三食とも外食でというのが、基本だそうです。

そのことを今回の旅行で確認してきました。


1 三食とも外食はホントだった

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シンガポーリアンのHさんとホーカーで食事をした際、「日本のTV番組で、シンガポール人は家で食事は作らないと紹介していたが、本当か?」と聞いたところ、「平日はまず作らない。休日作ったりすることはある」と返事が返って来ました。

「休日は作ったりするのか」と再度確認すると、「本当は、それもほとんどない」と言いました。

多くの家庭では料理をしないので、冷蔵庫には飲み物以外は入っていないそうです。

また、家庭によっては、日本のようなシステムキッチンが備わった台所自体がないところもあるそうです。

2 それを支えるホーカーセンターとは

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地元の人が日常的に利用しているのは、ホーカーセンター(Hawker center)と呼ばれる、屋台が多く集まる屋台街です。

シンガポールでは、環境省の下にある国家環境庁 (NEA)、シンガポール政府住宅公団(HDB)、ジュロン・タウン公社 (JTC)の3つの機関が設置しています。

いろんな屋台があり、メニューも豊富。

一人前SGD3~SGD5(約240円から400円)程度で食事ができ、持ち帰りも可能です。

3 世界初ミシュランをとった屋台

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2016年シンガポール版ミシュランで1つ星を獲得した屋台も2軒あります。

その内の1軒「Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice & Noodle」のチャーシュー
ライスSGD4(約320円)。

残念ながら、平日17時頃に行きましたが、すでに完売で閉店していました。

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仕方がないので、近くにあるに姉妹店で食べました。

*追記 メルボルンに行った際、Hong Kong Soya Sauce Chicken Rice & Noodleをビクトリア州図書館の近くで発見。でもあんまり流行っていませんでした。

4 憩いの場、食文化の象徴として

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これらは人の集まる街中はもちろんですが、シンガポールの一般市民が暮らすHDB(公営住宅)内にもあります。

お年寄りのお仲間同士が、楽しそうに食事をしたり、ビールを飲んでいる姿を旅行中よく見かけました。

食事をするばかりでなく、庶民の憩いの場にもなっているようです。

おいしい料理を安い価格で食べれる、ホーカーセンターが三食外食というシンガポールの食文化を支えています

ぜひ、シンガポールに行った際は、ホーカーセンターに立ち寄ってみてください。