こんばんわ~ 「50代 一人旅に目覚めた男」の管理人ゆーさんです。

今日は、スクートがどんな航空会社か紹介します。


1 History

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スクートは、2011年11月1日、シンガポール航空の出資により、長距離国際線を運航する格安航空会社として設立しました。

2012年6月のシンガポール~シドニー路線を皮切りに、同年10月にはシンガポール~台北~成田というルートで日本への就航も果たしました。その後、2015年7月には、ボーイングB787-9(ドリームライナー)を投入して、シンガポール~関西路線(バンコクまたは高雄経由)の運航を開始しました。

2017年7月25日、スクートはタイガーエアと合併し、スクートブランドに統一し、 LCCとしての存在感を更に増しています。

合併により、スクートとタイガーエアは、予約システム、フライトスケジュールと接続、運送約款、チェックインカウンター、コールセンターもスクートに統一されました。

「SCOOT」は英口語で「走り出す」といった意味です。 

シンガポールにあるチャンギ国際空港を拠点に運航しています。

2 Feature

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スクートのCAさんで髪が長い女性は「夜会巻き(まとめ髪)」をしています。

これは、親会社のシンガポール航空と同じ特徴で、コード化されています。

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エコノミークラスのスタンダードシートは、平均31インチ(78.74cm)のシートピットと、18インチ(45.72cm)の幅を実現。他のLCCと比べ大きく、フルサービス航空会社に匹敵するシートサイズです。

また、エコノミークラスのシートもニーズに合わせて3種類に細分化されています。

LCCですので、手荷物の受託や座席指定は有料です。

飲料・軽食も有料にて販売され、原則として機内に飲食物を持ち込むことはできません。

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とかくエアバスA320など、ナロウボディ機(単通路機)が使われる事の多いLCCの中で
スクートは中・長距離路線の運航という事もあり、ワイドボディ(2通路機)のボーイング787型機を使用しているのも特徴的です。

787型機は、カーボン複合材を採用したことにより

・天井が高く、客席窓が大きくなり、視界が向上。

頭上の荷物入れスペースも広々。

・機内与圧も8000フィートから6000 
フ ィートになり、機内で耳がツーンとする不快さから解放。

・これまでは一部の航空機のコックピットだ 
けにしか搭載されてこなかった加湿器を客席に採用。
ノドや
鼻が乾燥でカラカラになる状態から解放。

・スムーズ・ウイング・テクノロジーと呼ばれる「しなる翼」が非常に空気抵抗を少なくさせ、揺れが少ない。

などのアドバンテージがあります。

3 Equipment

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B787型機
B787-8型機の座席数は335席で、エコノミークラスが314席、ビジネスクラスにあたるスクートビズが21席。

B787-9型機の座席数は375席で、エコノミークラスが340席、ビジネスクラスにあたるスクートビズが35席。

座席タイプは料金の高い順にスクートビズ、ストレッチシート、スーパーシート、スタンダードシートの4種類。但し、787-8で運航されるフライトにはスーパーシートの設定は無く、全3種類です

スタンダードシート (Standar Seat)
シートピッチ: 31インチ(約79cm)
シート幅: 18インチ(約46cm)

スーパーシート (Super Seat) ※787-9のみ
シートピッチ: 33~34インチ(約84~86cm)
シート幅: 18インチ(約46cm)

ストレッチシート (Stretch Seat)
シートピッチ: 34インチ以上(86cm以上)
シート幅: 18インチ(約46cm)

スクートビズ (ScootBiz)
シートピッチ: 38インチ(約97cm)
シート幅: 22インチ(約56cm)エコノミークラスの標準シート、プレミアムシート、ビジネスクラスの3種類。

*座席指定は別途料金がかかります。

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A320型機
座席数は180席。

すべてエコノミークラスとなっています。