こんばんわ~ 「50代 一人旅に目覚めた男」の管理人ゆーさんです。

いよいよ香港・マカオ・深圳の弾丸旅行が近づいてきました。

そこで、出発まで事前準備に関する情報をブログにアップしていきたいと思います。

自由旅行する場合、空港に到着したら、まずしなければならないのは、空港から最初の目的地に移動するため、①現地通貨、②現地SIM、③公共交通系ICカードの3点セットを確保することです。

香港の場合、①と②について、日本国内で事前に確保しておくことはかのですが、③については、これまでに香港に行って入手していなければ、現地で調達しなければなりません。また、すでに持っている場合でも、残額が少なければチャージをしておかなければなりません。

そこで、今回は、香港の公共交通系ICカード「オクトパスカード」に関してまとめたいと思います。


オクトパスカード
バスやMTRに乗るたびにいちいち小銭で支払っていたら相当大変です。

また、バスの場合は、お釣りが貰えないので、小銭がなければ、乗ることもできません。

実は、2年前香港に行ったとき、セントラルからビクトリアピークまで小銭を持たずにバスに乗ってしまいました。

日本のように車中で両替できるものと思い、バスに乗り込んで、運転手に「両替したい」と伝えたところ、運転手は「早く乗れ」と言い、バスは出発してしまいました。

こちらはてっきり車内で両替してくれるものだと思っていたのですが、しばらくすると、運転手が「小銭はないのか」と言ってきたので、「乗る前に伝えたはずだ。両替してくれ。」と言いました。

しかし、「できない」の一点張り。その運転手は大陸からやってきた人だと思うのですが、下手な英語でまくしたてられ、結局次のバス停で降ろされてしまいました。

その後、セントラルまで戻り、オクトパスカードを購入し、なんとか目的地まで言ったのですが、1時間以上ロスしてしまいました。

こんないやな思いをしないためにも、オクトパスカードは必ず持っておくべきです。

また、乗り物や距離にもよりますが、オクトパスカードを使うと交通費が少し割引(1割以上割引される区間もあります)されます。そういう意味では持っていて損はしないカードです。

2  入手方法

オクトパスカード入手先
購入できるのでは、
①地下鉄(MTR)各駅の「客務中心(カスタマーサービスセンター)」窓口、②九龍バス(KMB)の「客務中心(カスタマーサービスセンター)」窓口、③空港の「機場快綫(Airport Express)」窓口の3箇所です。

持っていない人は、絶対、空港で買っておくべきです。空港で購入すると、空港〜市内間を走る「エアポート・エクスプレス」に乗る際に、早速「オクトパスカード」が使えます

今回、港珠澳大橋を渡ってマカオに行きますが、その際、利用するバスのチケットもオクトパスカードで購入できます。

オクトパスカードを各窓口で購入する場合、基本的には現金での支払いになります。
したがって、日本であらかじめ両替、もしくは香港空港にあるATMで現金をおろす必要があります。

窓口で「オクトパスカード」と言って、現金HK$150を出せば購入できます。
HK$150の内訳は、最低入金額「HK$100」とデポジットの「HK$50」です。

デポジット分は、カードを返却すれば返金されます。

3 チャージのやり方

コンビニチャージ
オクトパスカードは、駅やコンビニでチャージできます。近くに駅がなくても、いたるところにあるコンビニでもチャージできるので便利です。

ちなみに、香港国際空港内には、ターミナル1到着口付近にセブンイレブンがありますので、そちらでチャージしておきましょう。

コンビニでオクトパスカードにチャージする場合は、チャージしたいお金を店員さんに渡して「チャージ・プリーズ」と言って、レジ前のカードリーダーにオクトパスカードをかざしてピピッと音が鳴ればチャージ完了です。

MRTの駅では、券売機の隣にある「Add Value Machine」という機械でチャージします。

チャージできるのは、50ドル札と100ドル札のみです。

帰国時に返金してもらえるので、多めにチャージしておくのが得策です。

なお、オクトパスカードには、有効期限があります。1000日を超えると使用できなくなります。
ただ、また使えるようにしたい場合は、地下鉄や空港の窓口で直してもらうことができます。
その場合は、「リアクティベート」と言ってください。

4 利用できるところ

<香港の交通機関>

地下鉄(MTR)、港珠澳大橋シャトルバス、バス(巴士)、緑色、一部の赤色ミニバス(小巴)、香港トラム(電車)、ライトレール(軽鉄)、スターフェリーなどのフェリー路線(渡輪)、ケーブルカー(山頂纜車、ピークトラム)、エアポートエクスプレスなどの支払い。

<香港のお店>

コンビニエンスストア(便利店)、コーヒーショップ、レストラン、自動販売機、証明写真撮影機、公衆電話などの支払い。


<香港外での使用>

中華人民共和国深圳市やマカオの一部商店でも支払いに使用できる。(利用できるところはまだ少ないです)