エコノミスト 物価2019
英Economist Groupの調査部門であるEconomist Intelligence Unit (EIU) から、世界各都市の生活費を比較したレポート「Worldwide Cost of Living2019」が発表されました。日本の都市のなかで、大阪が5位にランクインしています。

「Worldwide Cost of Living2019」とは

隔年でリリースされている同レポートは、モノやサービスなど160品目について400を超えるアイテムの価格を調査し、世界133都市をランキングしたののです。調査項目については、食料、飲料、衣類、家賃ん、交通費、光熱費、私立学校、家事支援サービス、娯楽費などが対象に含まれています。

各都市の項にある「相対指数(Index score)」は相対的な物価の高さ(安さ)を分かりやすくするためのもので基準は米ニューヨーク市の「100」。また米ドル表示の後ろ( )で示した日本円は1ドル=110円換算。

上位10位の内訳

上位10位は以下のとおりです。

CountryCity   (New York=100)Rank
SingaporeSingapore1071
FranceParis    1071
ChinaHong Kong1071
SwitzerlandZurich 1064
SwitzerlandGeneva1015
JapanOsaka1015
South KoreaSeol1007
DenmarkCopenhagen1007
USNY1007
IsraelTel Aviv999
USLos Angels999

実感との乖離
大阪が5位に入ってるのが、不思議な感じがします。英国やオーストラリアの都市のほうがよほど生活費が高いように思います。シンガポールも食費に関しては言えば、ホーカーズを使えば、比較的安く済ませることができますし・・・。調査対象項目やデーターのとり方に多少疑問を感じるところも無きにしもあらずです。