
英Economist Groupの調査部門であるEconomist Intelligence Unit (EIU) から、世界各都市の生活費を比較したレポート「Worldwide Cost of Living2019」が発表されました。日本の都市のなかで、大阪が5位にランクインしています。
◆「Worldwide Cost of Living2019」とは
隔年でリリースされている同レポートは、モノやサービスなど160品目について400を超えるアイテムの価格を調査し、世界133都市をランキングしたののです。調査項目については、食料、飲料、衣類、家賃ん、交通費、光熱費、私立学校、家事支援サービス、娯楽費などが対象に含まれています。
各都市の項にある「相対指数(Index score)」は相対的な物価の高さ(安さ)を分かりやすくするためのもので基準は米ニューヨーク市の「100」。また米ドル表示の後ろ( )で示した日本円は1ドル=110円換算。
◆上位10位の内訳
上位10位は以下のとおりです。
◆上位10位の内訳
上位10位は以下のとおりです。
Country | City | (New York=100) | Rank |
Singapore | Singapore | 107 | 1 |
France | Paris | 107 | 1 |
China | Hong Kong | 107 | 1 |
Switzerland | Zurich | 106 | 4 |
Switzerland | Geneva | 101 | 5 |
Japan | Osaka | 101 | 5 |
South Korea | Seol | 100 | 7 |
Denmark | Copenhagen | 100 | 7 |
US | NY | 100 | 7 |
Israel | Tel Aviv | 99 | 9 |
US | Los Angels | 99 | 9 |
◆実感との乖離
大阪が5位に入ってるのが、不思議な感じがします。英国やオーストラリアの都市のほうがよほど生活費が高いように思います。シンガポールも食費に関しては言えば、ホーカーズを使えば、比較的安く済ませることができますし・・・。調査対象項目やデーターのとり方に多少疑問を感じるところも無きにしもあらずです。