おはようございます。「50代 一人旅に目覚めた男」の管理人ゆーさんです。
ホテルについて、荷物をおいて街に繰り出したのが、15時と想定以上に遅い時間がになってしまいました。初日、これからさらにどれだけ高雄の街を散策できるのか?

自転車で回るのに適している「観光エリア」が街の西側にあるので、ホテルも西側のエリアに取ればよかったと少し後悔しています。


1  旧打狗駅故事館・哈瑪星鉄道文化園区

  港園牛肉麵から旧打狗駅故事館・哈瑪星鉄道文化園区への行き方


港園牛肉麵(ガンユアンニュウロウメン)で食事をしたあとは、旧打狗駅故事館(ジゥ ダーゴウイー グーシーグァン)に行くことにしました。

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港園牛肉麵(ガンユアンニュウロウメン)を出て、一本目の四つ角を右手に曲がったところで、なにか催し物をしていました。

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「高雄春美歌劇団」と書いています。出演者は女性ばかりのようで、女性が男性役もやっていました。

日本では、宝塚歌劇団が有名ですが、ここ高雄市にも歌劇団が存在するようです。この歌劇団は、高尾市の文化部の支援を受けて活動を行っているとのことです。中国語なので、内容はわかりませんでしたが、迫力のある演技でした。

高雄市では、毎年、3月~4月の時期に、高雄春天藝術節 (Kaohsiung Spring Arts Festival)を開催しており、演劇や音楽などが市内のホールや文化会館等で披露されています。

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遠くに港が見えてきました。

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その手前に大きな門があります。この門の名前は、「高雄港牌楼」といいます。高雄港のランドマークの一つです。

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帰宅に時間なのか、車やバイクがいっぱい走っています。

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右手に見えるのが、「旧打狗駅故事館」です。残念ながら、工事中で建物の中に入ることはできませんでした。

左手に見えるDT609と書かれた蒸気機関車は、日本当時時代の1929年に製造され、当時の台湾総督府鉄道に納入されたものです。日本の国鉄9600形と同型のものです。

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蒸気機関車の隣には、ライトレールの駅があります。

ライトレール (Light rail) とは、北米の「輸送力が軽量級な」都市旅客鉄道を指します。北米で公共交通機関の意である「トランジット」を付記し、ライトレールトランジット (Light rail transit, LRT) とも呼ばれており、日本でも、富山市などが導入しています。

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こちらは、「哈瑪星鉄道文化園区(はませんてつどうぶんかえんく)」です。

多くの人たちが写真をとったり、凧揚げをして遊んでいました。

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かわったオブジェがたくさんあります。

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こちらは、有料施設の「哈瑪星台湾鉄道館」です。鉄道模型等を展示する博物館で、高雄市立歴史博物館が運営しています。

(参考)
鉄道模型の映像はこちら

2  福泉雪花氷 布丁豆花 西子湾店

哈瑪星鉄道文化園区から福泉雪花氷 布丁豆花 西子湾店への行き方


文化園区から地元の人で大人気の「福泉雪花氷 布丁豆花」が近くにあるのがわかったので、 行ってみることにしました。

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港のなかを通っていくことにしました。

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客船の奥には、巡視船のような船も停泊していました。

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18時前でしたが、かなりの人達が港を散策していました。

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こちらが、「福泉雪花氷 布丁豆花 西子湾店」です。
哈瑪星鉄道文化園区から自転車で2~3分ぐらいでしょうか。

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福泉雪花氷.布丁豆花は、民國70年、つまり1981年創業という歴史あるかき氷店です。
お店の看板も、歴史を感じさせます。

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注文の仕方
①お店に入ったら、まず席を確保しましょう。
②次にカウンターに行き、注文をしましょう。その際、席がどこなのか伝えるようにしましょう。
③出来上がり次第、おばちゃんが運んできてくれます。

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一番人気のマンゴーかき氷を注文しました。
すると丼鉢のような大きさの器に盛られて出てきました。

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これでなんと60TWD(約230円)。安い。
思っていたよりも甘くなくあっさりしており、食べやすかったです。美味しかった。

3 打狗英国領事館

「福泉雪花氷.布丁豆花 西子湾店」から「打狗英国領事館」への行き方

次は、「打狗英国領事館」へ向かいます。

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18時半近くになり、あたりも暗くなってきました。

道路は、車やバイクの通行量がかなり増えてきました。自転車も車道を通らざるえないので、自転車を運転していて、危険を感じました。

その上、途中で野犬に追いかけられ、噛まれるかと思いました。「こらー」と叫びながら、自転車の速度をあげると、なんとか巻くことができました。あぶない。

日本では、昔に比べると、野犬を街なかでみることは少なりましたが、ここ台湾高雄では、結構、野犬をみました。噛まれたりすると大変ですので、注意しましょう。

野犬が多いフィリピンの知り合いに教えてもらったのですが、野犬に遭遇したときの対処方法としては、すぐ逃げると、野犬が追っかけてくるので、野犬にものを投げるふりをして追い払ってから逃げるのがよいらしいです。

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「打狗英国領事館」に到着しました。

入口付近に駐車場がありません。仕方がないので、門の前に止めていたら、門の前に止めるなと言われ、少し離れた、歩道に置くことになりました。

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入場料99TWDを払い、中に入りました。(30TWDの喫茶店の割引券付き)

入場時間は、19時までなので、あと30分ほどしかありませんので、駆け足でまわることになりました。

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入口付近にある領事館事務室には、英国領事ジョン・ギブソンと清朝の曾憲徳との交渉の様子が再現されています。

1858年に清朝と英仏間で交わされた天津条約締結後、打狗港が開港しイギリスをはじめとする数多くの西洋の商人や宣教師が台湾を訪れるようになりました。

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ここから領事館までは、急な階段を上がっていかなければなりません。

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階段を登りきると、そこには、領事館があります。

1階には、領事館の由来や高雄の歴史などを紹介するコーナーがあり、2階には、古典玫瑰園(ローズハウス)というティールームやロースグッズを売るショップが入っています。ティールームでは、本格的な英国式のアフタヌーンティーセットがいただけます。

ところで、「打狗」とは、高雄の原住民、平埔族(へいほぞく)が、昔このあたりを「竹林」を意味する「ターカウ(Takau)」と呼んでいたのが語源です。その後、「打狗」の文字が当てられ、日本統治時代の1920年に、「打狗」が犬を打つという無粋な言葉ということで、日本語の発音と似ている「高雄」に改められたものです。

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ライトアップされてなかなかきれいです。

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2013年10月には台湾の実業家である黄騰輝がオーナーのティーサロン「古典玫瑰園(ローズハウス)」がここに開業しています。

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ここからは、高雄のランドマークで85階建ての高雄85大楼(85 Sky Tower)や高雄港、旗津半島などが一望できます。

夜景がとてもきれないので、夕暮れの時間に来ることをおすすめします。

4 六合夜市

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19時を過ぎ、あたりは真っ暗になりました。

これから、中心部まで戻り、「六合夜市」に向かうことにしました。

行くときは気づかなかったのですが、ショートカットできる橋があったので、そこを渡ることにしました。

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さきほど訪れた「哈瑪星鉄道文化園区」もライトアップされ、なかなか綺麗です。

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高雄市立歴史博物館。こちらもライトアップされており、綺麗です。

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「六合夜市」に到着しました。

大勢の人たちで賑やかです。

ここ、六合夜市の起こりは1950年代、新興区の空き地に小さな屋台が集まり、次第に大きくなっていったそうです。そして「小吃(小皿料理)」で有名な「大港埔夜市」となり、その後だんだんとその規模は大きくなり、現在の六合夜市となりました。六合夜市は、高雄市地下鉄「美麗島」駅を出てすぐ、と分かりやすくアクセスも便利です。

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こちらは果物のお店でしょうか?

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さすが港町高雄は海鮮の関係のお店が多い。

5 Formosa Boulevard Station(美麗島站)

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夜市のあとは、世界で2番めに綺麗と言われる駅、「Formosa Boulevard Station(美麗島站)」に行くことにしました。

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なかなか広そうな駅です。

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おおー確かに綺麗です。

インスタばえします。

この駅、2011年に、アメリカの旅行サイト「BootsnAll Travel」 で、世界で二番目に美しい地下鉄の駅に選ばれました。MRTの紅線と橘線の接続・乗換駅で、世界最大のステンドグラスアート「光之穹頂 Dome of Light (光のドーム)」のコンコースが有名です。ステンドグラスが 4500枚も使われています。

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ほんと、綺麗です。

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ちなみに、このときの1位は、カナダのモントリオールにある「Champ-de-Mars Station」でした。

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世界で2番めに美しい地下鉄の駅を見たあとは、こちらもインスタばえする「三鳳宮」によってからホテルに戻りました。

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ホテルの近くのマクドナルで、台湾オリジナルのセットメニューを購入。飲み物のサイズがセットメニューは大きなLサイズがついてきました。バンズも真っ黒。
これで139TWD(約500円)。安い。