おはようございます。「50代 一人旅に目覚めた男」の管理人ゆーさんです。
2019年7月、博多祇園山笠をみるため、福岡に行った際、関空からピーチを利用しました。
帰りの便がこの春導入された「リクライニング固定座席」の新機材でした。
帰りの便がこの春導入された「リクライニング固定座席」の新機材でした。
ピーチは、日本のLCC元年と呼ばれた2012年に関西国際空港を拠点に就航し、就航2年で黒字化し、3年で累積損失を解消。5期連続で増収、黒字を達成している日本のLCCの優良航空会社です。
2018年3月に、同じLCCのバニラの事業をピーチに一本化すると発表。19年3月31日よりピーチへ路線を段階的に移管し、バニラの黄色い飛行機をピーチカラーに塗り替える作業が始まりました。
2018年3月に、同じLCCのバニラの事業をピーチに一本化すると発表。19年3月31日よりピーチへ路線を段階的に移管し、バニラの黄色い飛行機をピーチカラーに塗り替える作業が始まりました。
また、機材も初期に導入されたものは、10年が過ぎ、更新時期に入っています。こうした中で、この3月にA320CEO24号機が導入されました。新型機材の導入にあたって、「リクライニング固定座席」が採用されました。
この新型機材が導入後、ピーチに搭乗するのは、3回目(3往復)ですが、運良く搭乗することができましたので、機内の様子や乗り心地などをレビューします。
「リクライニング固定座席」の導入については、こちらの記事をどうぞ!この新型機材が導入後、ピーチに搭乗するのは、3回目(3往復)ですが、運良く搭乗することができましたので、機内の様子や乗り心地などをレビューします。
2019年7月11日(木) MM 154便
福岡 発 12:15 → 関空 着 13:25 合計 4,650円(諸税等込)
座席番号:15A
空港には、10時30分頃になりましたが、ピーチの国内線搭乗手続き開始は90分前なので、まだ関空行きはチェックインできません。ちょうど、仙台行きや札幌行きの乗客がチェンクインしていました。
混雑を避けるためか、ピーチは、搭乗手続き開始時間が他の航空会社に比べて厳格です。もう少し融通を利かせてくれてもいいと思うのですが・・・。(国際線で海外からの日本に帰って来る際は、自動チェックイン機を使わないためか、搭乗手続き開始時間はそれほど厳格ではありません。)
10時45分になったのをスマホで確認し、すぐさま自動チェックイン機でチェックインを済ませました。
おそらく1番だったと思います。
そのおかげか、主翼付近の窓側であるA15という座席をとることができました。
チェックインを済ませた後は、空港ターミナルの2階にある「ANAFEST」でおみやげ(めんべい)を購入。
その後、1階に再度降りて、「くつろぎのラウンジTIME」で時間までコーヒーを飲みながら時間を潰しました。ここのラウンジ、ソフトドリンク(フリードリンク)か缶ビール(アサヒスーパードライorキリン一番搾り)を選択できるというカードラウンジにしては珍しいサービスをしています。
ビールを選択したかったのですが、家まで車を運転しなければならかなったので、やむなくソフトドリンクを選択。
機材の到着が遅れたため、搭乗開始時間が約15分遅れました。
出発は、ターミナルDの1番ゲートからでした。出発時刻は12:29。
この時間の便なので、空いているかと思いきや満席でした。
出発は、ターミナルDの1番ゲートからでした。出発時刻は12:29。
この時間の便なので、空いているかと思いきや満席でした。
機内の様子は、至って普通。座席を除いては。
機材は、新しいものではありますが、これまで乗ってきたA320-200。
機内の感じは、普段乗るピーチとなんらかわりません。
ただし、座席がいままで全く違います。
「リクライニング固定座席」
この座席、レカロ(独)という会社のSL3510モデルです。背もたれが15°倒れで固定された「プレリクライニングデザイン」で設計されており、乗客は離発着時も含めてリクライニング状態と同様の姿勢で過ごせます。
「リクライニング固定座席」
この座席、レカロ(独)という会社のSL3510モデルです。背もたれが15°倒れで固定された「プレリクライニングデザイン」で設計されており、乗客は離発着時も含めてリクライニング状態と同様の姿勢で過ごせます。
横からみるとよくわかりますが、背もたれの厚みがうすい。
肘掛け部分も薄い。
もちろん、座席を倒すボタンはついていません。
テーブルも従来のものより広いような気がします。
もちろん、座席を倒すボタンはついていません。
テーブルも従来のものより広いような気がします。
これは、行きに乗った機材の従来型のシート。
足を少し広げないと、前の座席のパンフレット入れに足がぶつかってしまいます。
足を少し広げないと、前の座席のパンフレット入れに足がぶつかってしまいます。
ところが、この「リクライニング固定座席」だと足を閉じても前の席に足がぶつかりません。
これは楽だわ!
劇的に広くなったという分けではありませんが、確かに広くなっていました。
「シートの軽量、スリム化を図ったため、これまで以上の足元スペースの確保を実現」と言っていたピーチのコメントが正しいことが確認できました。
それと、これまでだと安定飛行に入り、前の人が座席のリクライニングをされると、かなりの圧迫感がありましたが、これがなくなったのもうれしいです。
テーブルにPCを置いて作業をしているときに、リクライニングされるとほんとキツかったですけど、新しい座席では、快適に作業することができました。
座り心地はとてもGood!
座席ですが、背もたれの厚みがうすくなったので、座り心地はいかがなものかと思っておりましたが、意外や意外。座り心地がとてもいいのです。
もちろん、背中やおしりも痛くなることもありませんでした。
座席の中に入っている素材が特殊なものを使っているように思います。また、背もたれの曲線にも理由があるように思います。いずれにしろ推測に過ぎず、確かなことはわかりません。
でも、座り心地はいままでのピーチの座席より格段によいのは間違いありません。
*もしご存知の方がいれば、教えてください。
搭乗の様子はこちら
もちろん、背中やおしりも痛くなることもありませんでした。
座席の中に入っている素材が特殊なものを使っているように思います。また、背もたれの曲線にも理由があるように思います。いずれにしろ推測に過ぎず、確かなことはわかりません。
でも、座り心地はいままでのピーチの座席より格段によいのは間違いありません。
*もしご存知の方がいれば、教えてください。
搭乗の様子はこちら
まとめ
現在ピーチの機材は全部で27機ですので、搭載機材に当たればかなりラッキーということになります。
今後の計画としては、今年中にエアバスA320ceo型機の2機、また2020年から導入するA320neo型機の8機の合計10機に導入することが決まっていますので、当たる確率も高くなります。
これまでピーチの座席に対しては結構不満をネットで目にしましたが、この新しい座席の導入でこうした声もかなり減るのではないかと思います。
今後ともピーチには、快適な座席づくりに取り組んでもらうことを期待したいと思います。