「ロンリープラネット」をご存知でしょうか。
ロンリープラネットとは、同名のタイトルシリーズを持つ旅行ガイドブック、およびその出版元である出版社のことです。本社は、オーストラリアのメルボルンにあります。
日本では、人気テレビ番組の「YOUは何しに日本へ?」のロンリープラネットに掲載されている日本のスポットを直撃し、なぜそこが取り上げられたのかその魅力を調査するという企画で一躍有名になりました。
私も日本語版を持っていますが、「なんでこんなところが人気あるのか」と首をかしげたくなるようなスポットが、外国人目線で紹介されているというユニークなガイドブックです。
私はこのガイドブックで紹介されている、日本人にあまり知られていないスポットに行くのを趣味にしています。
私はこのガイドブックで紹介されている、日本人にあまり知られていないスポットに行くのを趣味にしています。
そのロンリープラネットが、2019年7月に、訪れるべきアジア太平洋地域トップ10を発表しました。
順位は以下のとおりです。
1 マーガレットリバーと西オーストラリア州南部
2 日本の四国
3 ニュージーランドのベイ・オブ・アイランズとノースランド地方
4 シンガポール
5 クック諸島
6 ベトナム中部
7 フィジー
8 フィリピンのパラワン島
9 中国の北京
10 カンボジア
2位になんと、日本の「四国」がランクインしました。
外国人にとって、「四国」がなぜ魅力なのか。
ロンリープラネットのサイトをみると、徳島県の鳴門の渦潮や祖谷のかずら橋、愛媛県の石鎚山などが紹介されています。
昨年秋に、シンガポール人の友人夫婦が、日本に遊びに来ました。彼らは、日本に毎年のように来ています。そんな彼らが訪れた場所が、四国であり、まさにここに紹介されている「鳴門の渦潮」、「祖谷のかずら橋」、「愛媛県の石鎚山」などでした。
彼らは、関空からバスで徳島市内に入り、そこでレンタカーを借りて、1週間ほどかけて、これらのスポットを回りながら四国を1周しました。
「祖谷のかずら橋」、「愛媛県の石鎚山」などは、日本人でもなかなか行かないところです。私も行ったことがありません。
「どうしてそんなところに行くのか」と彼らに尋ねてみると、「日本のパワースポットとして有名なところだから、自分たちもそこに行って神秘体験をしてみたい」と言うのです。
「どうしてそんなところに行くのか」と彼らに尋ねてみると、「日本のパワースポットとして有名なところだから、自分たちもそこに行って神秘体験をしてみたい」と言うのです。
日程上、石鎚山で1泊しなければならなかったのですが、山上にある旅館が旅行サイトから予約することができないので、代わりに予約をしてほしいと頼まれ、予約などのお手伝いをしました。
四国と言えば、「四国遍路」。近年、海外でも有名になり、多くの外国人がお遍路の旅を行っています。霊験高らかな「四国」の魅力にやっと気づいたというところでしょうか。
余談ですが、その友人は、石鎚山の旅館で現金9万円を忘れてしまいました。次の宿泊先である松山で気づき、私に電話をしてきました。すぐに、私から旅館に連絡したところ、無事見つかり、私宛に現金書留で送ってもらいました。(その節は旅館の方に大変お世話になりました)
友人は、「さすが日本。現金をなくしても無事戻って来る。これも世界に見られない日本の魅力だ」と言って、シンガポールに帰って行きました。
友人は、「さすが日本。現金をなくしても無事戻って来る。これも世界に見られない日本の魅力だ」と言って、シンガポールに帰って行きました。
Lonely Planet Publications
Lonely Planet
2019-08-20