
おはようございます~ 「50代 一人旅に目覚めた男」の管理人ゆーさんです。
国土交通省は7月に、2019年1月から3月までの「特定本邦航空事業者・航空輸送サービスに係る情報公開」を行いました。
それによると、国内航空会社12社の平均遅延率(出発予定時刻よりも15分を超えて出発した便が対象)は前年同期と比較して3.25ポイント改善して10.487%に。欠航率は0.96ポイント改善して0.82%となっています。
遅延が最も多かった航空会社は、バニラ・エア(VNL)が22.79%。機材繰りによる遅延が14.31%を占めています。続いて遅延が多かったのはジェットスター・ジャパン(JJP)の19.27%、ピーチ・アビエーション(APJ)の17.37%でした。
やはり、LCC3社が上位を占めていますが、少ない機材でできるだけ多くのフライトを行うスケジュールを組むというビジネスモデル上これも宿命なのかもしれません。
ピーチ・アビエーションとバニラ・エアは今年中に統合されますが、統合後はピーチの数字に近づくのか、バニラ・エアのものに近づくのか?
大手では、JALが11.3%、ANAが8.6%。遅延が最も少なかったのはスカイマークの4.55%。
スカイマークは、遅延をしないという意識が会社全体でかなり高いような気がします。最近、羽田から神戸に向かった際、ほぼ満員であったにも係わらず、スタッフがてきぱきとした案内と対応で乗客の搭乗時間が短い時間で済み、神戸空港へは定刻の5分ほど前に到着することができました。
この時、着陸直前に、機長のアナウンスがあり、「皆様のおかげで定刻より5分ほど早く到着することができました。」と御礼の言葉がありました。こうした言葉が出てくるのも、遅延しないという意識がスタッフ全員に浸透しているあらわれだと思います。
スカイマークの場合は、成田と関空に乗り入れていないこともあり、他社に比べて、乗客のうち外国人が占める割合が低いように思います。このことも遅延が少ないということにプラスに働いているはずです。
一方、欠航がもっとも多かった航空会社はジェットスター・ジャパン(JJP)の3.45%。同社も機材繰りによる理由が最多でした。続いてバニラ・エア(VNL)の1.38%、AIRDO(ADO)の1.08%。
ジェットスター・ジャパン(JJP)の欠航率が、突出して高いのが気になります。
実は、今年1月に関空から沖縄に旅行に行った際、ジェットスターを利用しましたが、関空発のフライトが機材の整備不良で欠航となってしまいました。
沖縄に行くジェットスター便は、この日はなく、一瞬途方にくれましたが、なんとか2時間後のピーチ便を押さえることがなく、2泊3日の沖縄旅行を無事終えることができました。
「対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない」とは言え、欠航・遅延の多い航空会社には是非改善を望みたいです。