おはようございます。「50代 一人旅に目覚めた男」の管理人ゆーさんです。
ラウンジでシャワーをあび、食事をとりました。5時50分を過ぎたので、ラウンジを後にし、バンコク行きの飛行機に乗り込むにことにしました。

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ターミナル2にあるフライト案内表示器を見ると、スクート バンコク行きのゲートはF53でした。ゲートに急ぐと、ちょうど搭乗時間の6時5分にゲート前に来ました。

チャンギ国際空港では、手荷物検査が2回あり、搭乗ゲートでも最後の手荷物検査が行われます。手荷物を機械のレーンに流し、男性の検査官にパスポートと搭乗券を渡しました。

すると検査官が怪訝な顔をして搭乗券を見ているのです。

しばらくして、検査官が「ここのゲートではない。トランスファーカウンターで確認してください。」と言うのです。

いったいどういうことかと思いつつ、仕方なく荷物をもってトランスファーカウンターに向かおうとしてF53のゲートを出ました。

ゲート付近にあるフライト案内表示器を再度みると、このゲートから出発するのは確かにバンコク行きのスクート便なのです。

???わけがわからんと思った次の瞬間、案内表示器のバンコク行きの表示が「closed」に変わってしまったのです。

これには、動転してしまい、スーツケースを引きづりながら、ダッシュでトランスファーカウンターに向かいました。

一番近いカウンターであるFカウンターに行って、スタッフの女性に経緯を説明すると、PCで調べてくれました。

搭乗ゲートはE22だということがわかりました。E22と書き加えてもらった搭乗券を持って、すぐさま、E22に向かいました。

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結構な距離を歩かされたので、へとへとになりました。E22のゲート前では、手荷物検査が行われており、大勢の人が並んでいました。

案内表示板をみると「大阪関西」行きという表示が出ていました。よく見るとその表示のそばにバンコク経由という表示もありました。

なんと同じ6時台、しかも20分の間隔でスクートが運行するバンコク行きが2便あったのです。まさか2便もあるとは。

それも本来乗るべき便のほうは、関空行きと表示されていたので、まさかこれが自分の乗る便だとはまったく思いませんでした。

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チケットをみても、どこにも関空行きの便だとは書いてくれていません。
どっかに書いてくれていてもよさそうなもんですが・・・。

確かに出発時間をみると6時50分、便名もTR866と表記があるので、そこで気づけということでしょうか。それはあまりに不親切でしょう。スクートさん。改善をお願いします。

この便に乗る方、ぜひ気を付けてください。

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手荷物検査も済み、くたくたになりながら、飛行機のドア付近に来ることができました。

ふとボーディングブリッジの上の部分をみると、「ShinMaywa」と書いているのが目に入りました。

飛行艇をつくっている、日本の新明和工業ではないですか。ボーディングブリッジをつくっているんですね。

世界一のチャンギ国際空港で採用されているのを知って、なんだかうれしくなりました。

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席は関空からシンガポールまで乗った便と同じく、27Aでした。

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定刻通り6時50分に出発しました。
この時間でもあたりはまだ暗く、夜が明けていません。

ドンムアン国際空港に到着

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バンコクドンムアン空港には、定刻の8時15分に到着しました。

第1ターミナルの24番ゲートに

雨を心配していましたが、少し晴れ間も見えていました。

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入国審査場に向かいます。

ドンムアン空港は、かなり古めかしいたてものです。

というのも、この空港の開港は1917年で長らくタイのゲートウェイ空港のみならず、東南アジアのハブ空港として機能していたバンコク国際空港でした。

2006年に新バンコク(スワンナプーム)国際空港が開港してからは、チャーター機、政府専用機、貨物機、そして一部のLCCなどの運航に使われていました。

しかし、2012年10月にエアアジア関連3社が就航したのを機に、国際空港として本格復活しました。

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入国審査場は、50人ほど並んでおりました。

指紋認証の機械の反応が遅く、結構時間がかかります。審査官の手際もいまいちで、30分以上は待たされました。その点、関空の審査官は、諸外国に比べて手際はピカ一だと思います。

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入国審査を終えた後は、バスに乗るために必要となる現金をATMで引き出しました。
もちろん、いつもとおり手数料がかからないセディナカードで。

ATMは荷物受取所の前にあります。

セディナカードに関する記事はこちら



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キャッシングのお次は、プリペイドSIMを購入しました。

いつもは、AMAZONで事前に購入するのですが、今回は、なんせ前日の朝、バンコクに行くことを決めたものですから、手配などできません。

関空を発つ前にタイの通信事業者について調べておきましたが、そのなかで評判がよかった「AIS」にしました。

到着口を出たところに、何軒かSIMの販売業者が店を構えています。中華系の会社が安いのSIMを打っていましたが、そこはスルーして、AISのショップに行きました。

5日以内にデータ通信量が2GBを超えると384kbpsへ速度制限がかかるというものを購入しました。

滞在中はストレスなくネットで検索などを行うことができました。

値段は、199バーツ(約700円)でした。日本に帰ってから調べると、AMAZONで購入するほうがより長期間のものを安く購入することができるようです。



私のように空港で買われる方は、なぜかこのショップ、カードでの支払いができませんので、ご注意ください。

それと、若い女性店員の態度が、無愛想というか、とても偉そうでした。途中、このショップで購入するのやめようかなと思ったくらいです。

なので、できるだけ日本出発前にAMAZONで購入しておくことをお薦めします。

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SIMのショップのそばに、セブンイレブンがあったので、バス賃の小銭をつくるため、お茶を買うことにしました。

タイ人は、お茶にはたっぷり砂糖を入れて飲みます。なので、ペットボトルで売っているものの多くは、砂糖入りの激アマタイプのものです。

無糖のお茶が欲しければ、ペットボトルのキャップが「白」を選んでください。

空港バスに乗車

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空港バスの看板です。

最寄りのBTS駅(モーチット)やMRT駅(チャトゥチャックパーク)に行きたければ、「A1」か「A2」に乗ることになります。

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10分ほどまったら「A1」のバスがやってきました。

乗車すると、車掌さんがバス料金を回収に来ます。バス代は30バーツ(約100円)。

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お金を渡すと乗車券兼領収書をくれます。

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モーチットのバス停留所に到着しました。

車掌さんが大声で「モーチット!モーチット!モーチット!」と叫びます。
その勢いに押されてか、ほとんどの人はここで降りました。

MRTに乗車

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バス停から100mほど歩くとエスカレータがあり、ここから地下通路に降ります。

地上からMRTの駅に降りていくこのような入口は、すべて1mほど高くなっています。これは洪水対策のためです。タイは洪水が多いので、こうした工夫がされています。スーツケースを持っている旅行者にとっては、抱えて階段を登らないといけないといけないので大変です

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MRTの改札に向かいました。MRTの駅では、改札に入る前に、手荷物検査があります。(写真右側奥)
空港の手荷物検査場にあるような機械を通過していかなければなりません。なので、駅の改札に行く人はその機械がある右サイドを進んでいきます。

ただ、これも形ばかりで、機械のセンサーが鳴っても特段ボディチェックをされたりはしません。

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ここチャトゥチャックパーク駅から、ホテルの最寄り駅のスクンビット駅まで乗車します。

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チケットオフィスで、ストアード・バリュー・カードを購入することにしました。

こちらのカードは、チャージ式のICカードで、初期購入時の料金は180バーツ(630円)です。内訳はチャージ100バーツ(350円)、デポジット50バーツ(175円)、発行手数料30バーツ(105円)になります。

4色がありますが、青が一般用、緑が子供用(半額)、黄が高齢者用(半額)、赤が学生用(10%
off)です。

カードには、5年の有効期限があり、5年後に使えなくなります。

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アメックスのクレジットカードで支払おうとしたので、使えないと言われました。
表示をみると、アメックスが消されています。以前は使えたようです。
追加で120バーツをチャージを頼んで、300バーツをマスターカードで支払いました。

MRTは、初乗りが16バーツ(56円)で、1駅ごとに2~3バーツ加算されます。

余分にチャージしましたが、旅行中MRTを使ったのは、ホテルに向かうこの時と、日本に帰る際の2回だけでした。

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ペチャブリー駅で下車しました。
最初、ここからホテルに向かおうとしました。

ホテルがここからトゥクトゥクでの送迎サービスをやっていると聞いていたので、メールでホテルに依頼しました。

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すると上のようなメッセージが送られてきました。

ホームに降りて、地下鉄に乗り、スクンビット駅に向かいました。

ウエスティンホテルに行くと、入口にホテルのスタッフに「アロフトホテルの宿泊客で、トゥクトゥクに乗りに来た」と伝えました。

ホテルのロビーで座って待つようにと丁寧に案内してくれました。さすがマリオット系列のホテル。

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5分ほど待つとトゥクトゥクがきました。

なぜかすでに二人の女性が乗っていました。先にどこかでピックアップしたのでしょうか?

それに乗り、宿泊先のアロフトバンコクスクンビット11に向かいました。
バンコクに来たのは2回目ですが、トゥクトゥクに乗るのは初めてです。

トゥクトゥクはタイで普及している三輪自動車のタクシーです。

東南アジアや南アジアでは、こうした三輪自動車をお目にかかれますが、タイのものは、日本から輸入したダイハツのミゼットなどのオート三輪をタクシーに改造しています。

もともとは、日本の郵政省(現在の日本郵政)が郵便収集車をダイハツの3輪トラック『ミゼット』から4輪トラックに変えた際に、中古のミゼット(主にバーハンドル仕様のDK/DS型系)をODAとしてタイに並行輸出したのが発端と言われています。

名前の由来は「トゥクトゥク」と音を立てて走行することによるとする説が有力である。

車2台がとおるのがやっとの道を走っていきます。決して乗りごごちはよいとはいえませんし、安全な乗り物でもないですが、おもしろい体験ができました。