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エコノミストの調査部門が、世界の主要都市の安全性を指数化したランキングを発表しました。第一位は東京で、3年連続で世界一安全な都市になりました。

この調査は世界の60都市が対象で、日本からは東京・大阪の2都市が対象になっています。治安やインフラ、医療・健康環境、サイバーセキュリティーの4分野で、計57の指標に基づいて60都市を比較しています

東京は凶悪・軽犯罪の発生率の低さに加え、自然災害に対する防災インフラやコンピューターのウイルス感染率の低さなどでも高い評価を得ていました。

第2位のシンガポールは、 インフラの安全性、交通機関の安全性や自然災害による死者数が少ないこと、犯罪や汚職の数、紛争やテロの危険性の低さも評価されています。

最も安全な10都市のうち4つが、東アジアもしくは東南アジアでしたが、その一方で、安全性が低い都市もこれらの地域には点在しています。

マニラが43位、バンコクとホーチミンが同率で47位、ジャカルタが53位、ミャンマーのヤンゴンが58位でした。

最も安全性が低かった2都市は、インフラの安全性が世界最低であったベネズエラの首都、カラカス、そして個人の安全性が最低であったナイジェリア最大の都市、ラゴスでした。

日本とシンガポールの治安の良さは、一般的によく言われています。
日本国内でみると、大阪は、ひったくり犯罪が多く、決して治安が良いとは思えないですが、それでも世界基準で見れば、安全な都市であると・・・。

日本人がよく行く、バンコク、ホーチミン、マニラがかなり順位が低いのが、違和感があります。それほど、治安は悪くはないと思うのですが。社会インフラの充実度や災害の多さなどがマイナス要因になっているのなら、確かにこの順位も頷けます。